中日は1日、実弾を所持したとして銃刀法違反の疑いで沖縄県警に逮捕され、釈放された中日マキシモ・ネルソン投手(27=ドミニカ共和国)の処分について結論を先送りした。西川球団社長は「私と代表らで話し合って腹案はできたが、オーナーに報告していないので決定できない」と説明。2日に中日新聞本社で白井オーナーに相談した上で正式決定する方針を示した。また同社長は「最悪の処分は考えたくない」と話し、最も重い処分である解雇は避けられる見通しとなった。謹慎扱いのネルソンはこの日、ナゴヤ球場で2軍選手とともに練習を再開。キャッチボールなどを行った後に「練習させてもらえることになり本当に感謝しています。もしチャンスがいただければ頑張りたい」と話した。

 [2010年3月2日8時4分

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