横浜島田誠ヘッドコーチ(55)が4日、ドラフト1位筒香嘉智内野手(18=横浜)をオープン戦全戦で1軍に帯同させる方針を明らかにした。「1試合1試合の結果に一喜一憂せず、いろいろと適性を試していきたい。最後の巨人戦(22日=横浜)までいくんじゃないか」と話した。

 5日からの九州シリーズ3連戦では、代打でも積極的に起用していく。同ヘッドは「ランナーを置いた場面でどんな打撃をするのか見たい。いろいろなケースで適性を試す。パの投手は仕上がりも早い。打てば自信にもなる」と期待を込めて言う。5日は和田、6、7日の楽天戦では田中、岩隈とリーグを代表する投手が登板予定。筒香も「一流の投手の生の球を見られるのは、今後に向けても貴重な経験になります」と期待に胸を膨らませた。【鈴木良一】

 [2010年3月5日7時20分

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