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岡田監督ホーム初星、号泣から502日笑顔

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1回裏2死、岡田監督(右)は先制弾を放った下山を祝福
1回裏2死、岡田監督(右)は先制弾を放った下山を祝福

<オリックス3-1中日>◇6日◇京セラドーム大阪

 オリックス岡田彰布監督(52)が京セラドームに帰ってきた。阪神監督としてクライマックスシリーズで中日に敗れ、号泣でナインに胴上げされた08年10月20日から502日…。しかし、あのときとは違ってこの日は大満足の笑顔だった。相手は同じ中日。好投手チェンを攻略し、阪神でも得意とした先行逃げ切りで、ホーム初陣に完勝した。

 サングラスをかけ、一塁ベンチにどっかり座る指揮官にはすでに風格や余裕が感じられた。「(中日はもう)同一リーグじゃないからな。初球からエンドランとかやってきたけど、気にしてないよ。何度も対戦してきたチームだったし、違和感もなかったよ」。神経を注いだかつての中日戦とは違う雰囲気を楽しむかのようだった。

 日を追うごとに手応えが増す。目指す野球を表現できたのは3回だ。先頭の1番坂口が遊撃失策で出塁。赤田が粘る間に、坂口が左腕チェンのモーションを盗んで二盗。赤田は11球目を二ゴロにして走者を三進させ、直後に下山に2ランが飛び出した。

 キャンプから盗塁のスタートや走塁、ケース別の打撃練習を徹底してきた。坂口の盗塁には「チェンのときはほとんど走れないけど、変化球のときにうまく走った」と称賛。その後もヒットエンドランで進塁打を放った赤田には「ヒット2本分よ」とほめ上げ、赤田も「ヒットじゃなくてもチームに貢献できればいい」と胸を張った。

 観客は5039人と寂しかったが、力強く粘り強い新生オリックスにファンは期待感を高めたに違いない。悔しく、寂しい思い出を残して去ったこの球場を舞台に、岡田監督は新たな歴史を刻んでいく。

 [2010年3月7日12時46分 紙面から]


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岡田彰布

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