<オリックス5-4楽天>◇21日◇京セラドーム大阪

 楽天は試練の連敗スタートとなった。20日の開幕戦は先発岩隈が1失点完投負け。この日先発の田中将大投手(21)は「岩隈さんがああいう形になったので、何とかしたい気持ちがあった」と意気込んだが、7回2/3を3失点で勝ち負けなし。1点リードの9回を守れずサヨナラ負けで、2本柱右腕で痛恨の連敗を喫した。

 先発としての責任は果たした。最速は145キロと速球が本来の走りになく、3回にはカブレラに痛い先制2ランを浴びた。「すべての球種が悪い中、まだ良かった」スライダーを軸に打たせて取る投球に徹した。5~7回と得点圏に走者を背負ったが、丹念に低めを突いてあと1本は許さなかった。8回、オリックス山崎浩に許した中前適時打は外角低めへのスライダーだった。「多く投げすぎ、目が慣れてしまった部分もあったと思う」と、得意球へ依存した今季初先発を悔いた。

 8回の失点後、「投げたい気持ちがあったが、後ろを信じました」と無念の降板となった。連勝スタートをもくろんだが、逆の結果にブラウン監督は「一番残念なのは岩隈、田中がいいパフォーマンスをした中、負けたこと」とガックリだった。

 [2010年3月22日9時30分

 紙面から]ソーシャルブックマーク