ヤクルトの主砲ジェイミー・デントナ内野手(27)が24日、「第3の捕手」として練習を開始した。開幕1軍登録メンバーが発表され、捕手は相川、川本の2人体制が決定。万が一の事態に備え、3人目の捕手として白羽の矢が立ったのが、経験のあるデントナだった。この日、神宮の室内練習場でのナイター練習で、川本から借りたミットでマシンのボールを受け、感覚を養った。

 学生時代から捕手経験があり、来日前年の08年には3Aの数試合でマスクをかぶっている。来日してからは、捕手の練習はこの日が初めてとなった。デントナは「何かあった時の準備はできているよ。でも自分が守らないことが一番いいこと」。あくまでも緊急事態に備えての準備。フリー打撃では本業の4番として、快音を響かせていた。

 [2010年3月25日9時32分

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