<2軍戦:日本ハム4-2巨人>◇21日◇鎌ケ谷

 1軍再昇格を目指す日本ハム中田翔内野手(21)が21日、イースタン・リーグ巨人戦の試合中に左ひざを痛めた。都内の病院で検査した結果、左ひざ半月板損傷と診断された。全治は未定だが、最悪1カ月程度、実戦から離れる可能性もある。

 4回、平凡なフライを捕球後、中田がグラウンドに倒れ込んだ。痛みから顔がゆがみ、そのまま退いた。「フライを捕ったときに力を入れたら、痛くなった」と振り返った。

 今後について福田トレーナーは「痛みが引けば、1週間前後で試合に復帰することもできる」と説明した。手術の可能性もあるが「本人はできるのならこのままと言っている。ただ内視鏡手術の場合でも、1カ月後には試合復帰できるので、球団とも相談して決めたい」と話した。中田は今季初の開幕1軍を勝ち取るも、19日に選手登録を抹消された。

 [2010年4月22日8時3分

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