<西武3-2ヤクルト>◇19日◇西武ドーム

 ヤクルトが今季4度目のサヨナラ負けで、交流戦では史上初となる開幕6連敗を喫した。それでも内容はよかった。石川雅規投手(30)は「カズさんの気迫につられた」と、かつての同僚石井一との初の投げ合いに発奮。7回に片岡に同点打を許し今季初白星をあと1歩で逃したが、5安打2失点と好投した。また、守備では5回2死一、三塁の場面で三塁吉本がダイビングキャッチ。7回には中堅青木、8回には左翼飯原もいずれもピンチで好捕を見せ、ベンチを盛り上げた。高田監督は「必死にやってくれているけど、焦りもあるのかな。1つ勝てば違うんだろうけど」と、次こそは結果に結びつくことを期待した。

 [2010年5月20日11時52分

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