<楽天5-4ロッテ>◇8日◇Kスタ宮城

 ロッテの勝利の方程式が崩れ、今季2度目の同一カード3連敗を喫した。終盤3イニングは「伊藤-薮田-小林宏」の継投リレーで逃げ切るのが勝ちパターン。だが先発の渡辺俊介投手(33)が6回途中で降板したことで、伊藤義弘投手(28)を前倒しで投入。7回からの2イニングを乗り切って欲しかった薮田安彦投手(37)が8回、リンデンに逆転2ランを浴びた。西村監督は「薮田は登板間隔も空いているし、2イニングいけると言っていた。準備はできていた」と判断に迷いがなかったことを明かした。これでチームは鬼門のKスタ宮城で泥沼の11連敗となった。

 [2010年7月9日9時32分

 紙面から]ソーシャルブックマーク