ロッテの本拠地、千葉マリンスタジアムの命名権(ネーミングライツ)を2011年シーズンから売却することで、球場を所有する千葉市と指定管理者のロッテ球団が合意したことが21日、分かった。日本シリーズ終了後にも公募を開始し、売却益はオフに張り替えられる人工芝など球場改修に充てられる。11月2~4日に予定されている日本シリーズが「千葉マリンスタジアム」として開催するプロ野球の試合では一区切りとなる可能性がある。

 千葉マリンスタジアムは90年に完成。ロッテは92年から本拠地として使用し、06年に千葉市から球場の管理、運営を行う指定管理者に認定されている。ロッテ本社は命名権売却に消極的だったが、財政難に苦しむ千葉市が強く要望し、実現する運びとなった。

 [2010年10月22日8時5分

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