阪神が来季でプロ20年目を迎える金本知憲外野手(42)に対し、年俸3億円を基本線とする単年契約を提示する方向であることが22日、分かった。今季の金本は右肩痛に苦しみ、阪神移籍後の最低となる打率2割4分1厘、16本塁打でフルイニング出場も途切れた。1億5000万円の大幅ダウンとなるが、球団は来季の復活を期待。球団首脳は「実力的にはまだまだやれるはず。出来高ならば、いくらでも用意できる」と話しており、1億円を超える“青天井”の出来高を加える方針だ。金本はFA権を取得しており、貴重な戦力として残留交渉に全力を尽くすことになる。

 [2010年10月23日8時27分

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