横浜の守護神山口俊投手(23)が亡き父に来季の奮闘を誓った。「谷嵐」のしこ名で活躍した元幕内力士の父、久さんが19日に58歳の若さで死去。悲しみを乗り越え、23日から横須賀での秋季練習に復帰。「引きずっていても何もない。父のためにも頑張らないと」と気丈に話した。

 先発転向を目指した今季だが、チーム事情から開幕直前にクローザーに再転向。自己最多となる30セーブを記録した。一方ではリリーフ失敗も多く、8敗を喫した。「(来季も)僕自身は同じポジションでと思って調整していくつもり。セーブ数よりも成功率を上げることが一番の目標ですね。8敗がなければ、8勝できていたかもしれないですから」と来季は改善を目指す。チームが身売り騒動で揺れるが、守護神の心は揺るぎない。来季もマウンドでフル回転する意気込みを示した。

 [2010年10月24日8時16分

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