斎藤、大石にも負けないぞ!
「プロ野球ドラフト会議
supported
by
TOSHIBA」が28日、都内ホテルで開催され、広島はドラフト1位で早大・福井優也投手(4年=済美)を指名した。チームメートの大石達也投手(4年=福岡大大濠)を6球団競合の末外したが、外れ1位でスカウト陣が「大石、沢村と遜色(そんしょく)ない」と評価する福井の単独指名に成功。福井も「互いに刺激し合いながらレベルアップしたい」とコメント。大学での注目度は2人に譲ったが、プロでは負けない心意気だ。
東京・西東京市内の早大野球部寮では、テレビ中継で福井の広島1位指名が読み上げられると、チームメートの「おーっ」という歓声が外までもれた。30日からの早慶戦が終わるまでは会見などを行わないため、福井は大学を通じて力強くコメントした。
「同じチームから3人の投手が1位指名されたことは非常にうれしいですし、これからもお互いに刺激し合いながらレベルアップしたいと思います」。
4球団競合の日本ハム1位斎藤、6球団競合の西武1位大石のチームメート2人にも、負けない心意気を見せた。
広島は抑え、中継ぎ強化のため、早大で守護神を務める大石を1位で指名し、抽選で外した。だが、苑田スカウト部長が「ストレートの速さ、キレ、力も制球力もある。大石や沢村(中大)に引けをとらない投手」と高く評価する先発タイプの福井を、外れ1位で単独指名に成功した。
福井は最速152キロの速球と鋭いスライダーを操り、早大では斎藤と先発2本柱を形成した。04年には済美高でセンバツ優勝投手にも輝いている。05年のドラフトで巨人の4巡目指名を拒否し、1浪して早大に入学した。斎藤、大石とは学年こそ同じだが、年齢は1つ上。年長者だけに、負けられない思いが募る。
今季、投手陣の不振に悩まされた野村監督も「福井くんが指名できたのは相当なプラス。即戦力として他の選手のいい刺激になるはず。(開幕)1軍には絶対入ってほしい」と、前田健に続く先発ローテ争いへの参戦を期待した。
[2010年10月29日11時16分
紙面から]ソーシャルブックマーク



