広島の先発ローテーション争いが、明日26日のソフトバンク2連戦(福岡ヤフードーム)から本格化する。大野投手チーフコーチは24日「先発候補は多い。26日がある意味スタート。結果にこだわってほしい。そこに内容もともなわないと」と競争をうながした。

 第1戦26日の先発は斉藤悠葵投手(23)だ。この日もブルペンで投球練習を行った。「(先発を)奪いに行きます。周りを納得させる投球をしないといけない」と気合。登板予定の篠田純平投手(25)も「(他球団相手に)内角も投げられるかな。4年目ですけどオープン戦でいいところがないので」と表情を引き締めた。

 第2戦の27日は新外国人のブライアン・バリントン投手(30=ロイヤルズ)が初めて対外試合に先発。「とにかくキレイに3つアウトを取りたい」と意気込んだ。博多は01年に日米大学野球のメンバーで初来日したとき以来の再訪。ダイエー戦も観戦しており、縁のある地で好投する構えだ。

 [2011年2月25日11時50分

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