岡田オリックスが、骨折リハビリ中の北川博敏内野手(38)を荒治療で開幕1軍にぶち込む。7日、左足腓骨(ひこつ)骨折で2軍調整中のベテランを京セラドームでの1軍練習に緊急招集。2月5日に全治2カ月と診断され、まだ走れない状態だが、首脳陣は「3・25」に間に合わそうと大まじめだ。腰痛の治療のため練習を早退した岡田監督から会見の“監督代行”を命じられた高代ヘッドコーチが熱弁をふるった。

 「リハビリはどこでやるのも一緒だし、外の寒いところでやるよりはいい。久しぶりに1軍の雰囲気も味わえたと思う。もちろん開幕を目指してもらう。モチベーションも上がるしね」。

 1軍の緊張感ある生存競争に触れさせ、リハビリの濃度を上げてもらおうというわけだ。開幕絶望とされてきた北川は「確かに緊張感はある。今はやれることをやっていくしかない」と、この日は外野での歩行後、室内でトス打撃。今日8日からはマシン打撃を再開とさっそく調整ペースを上げる。岡田監督は「別に、守れと言うてんちゃうからな」と話しており、順調に回復すれば本拠地オープン戦でDHや代打でテスト出場することになりそうだ。

 4番T-岡田、5番北川、6番李承■。指揮官が理想に掲げながら頓挫したジグザグオーダーが復活する可能性がでてきた。【押谷謙爾】※■は火へんに華