佑ちゃんが“戦闘ボディー”を完成させた。左脇腹痛から1軍復帰を目指す日本ハム斎藤佑樹投手(23)が、4キロのダイエットに成功したことを明かした。動きのキレを増すための減量にも取り組み、気を使ったのが食事だった。「ストレスをためるのはよくないので、好きなものは食べたい」。油っぽいものなどは避けたが、食べる量を減らしたのではなく、食べるバランスを変えた。

 一時は77キロまで増え「1軍にいる途中から落とし始めていました」と言う。鎌田2軍トレーナーは「朝と昼はしっかり食べて、夜は控えめにしていました」。効率よく食事することで、余分な脂肪が消えた。現在は73キロ。「プロに入ってから、体のキレが一番いい」と話した。21日のイースタン・リーグ巨人戦(鎌ケ谷)の先発を経て、29日ロッテ戦(札幌ドーム)で1軍復帰が濃厚。スリム化に成功した佑ちゃんが、1軍で躍動する日は近い。