MLBアジアのジム・スモール副社長(50)が9月30日都内で、13年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本参加をめぐる問題について日本側との話し合いを継続する意向を示した。

 巨人渡辺球団会長がMLB側との徹底抗戦を主張したことについて、スモール副社長は「その発言には賛同できない」と苦笑いした。同会長は日本球界に強い影響力を持ち、WBCの過去2大会ではアジアラウンドの興行権を読売新聞社が買い取っている。「MLBにとっても大切な方。どのような意見を持つかは自由だし、敬意を持っている。発信された方の主張で、我々が特に言うことはない」と話した。