ダイエーでバッテリーを組んだ工藤公康氏(日刊スポーツ評論家)が、城島の引退会見に駆けつけた。別室で花束を贈ってねぎらった。ダイエー時代は13歳年下の女房役を何度も叱ってきたという。「試合前ミーティングでは『必ず最後に発言するように』と言った。最初のころは『じゃあ頑張っていきましょう』。そうじゃない、試合に対する考え、攻め方などを伝えなさいと」と懐かしんだ。自分のスタイルを確立したことを「昔は捕手は女房役というのが強かったが、今は捕手が引っ張ることが多い。それを最初にやったのが城島だったと思います」とたたえていた。