大リーグ選手会は29日(日本時間30日)、FAになる137選手を発表。日本選手ではイチロー外野手(39)と黒田博樹投手(37)のヤ軍コンビ、松坂大輔投手(32=レッドソックス)、上原浩治投手(37=レンジャーズ)、斎藤隆投手(42=ダイヤモンドバックス)が入った。所属球団との独占交渉期間は11月2日(日本時間3日)まで。米東部時間3日午前0時1分(同3日午後1時1分)から全球団との交渉が解禁される。

 オリックスが、ヤンキースからFAになったイチロー外野手(39)を獲得する意思を表明した。村山良雄球団本部長(66)は「日本ということならば、もろ手を挙げていきます。オリックスしかないでしょう。オリックスの代表として米国でプレーしていると認識しています」と初めて明言した。ヤンキースの独占交渉期間が日本時間11月3日に終了次第、アクションを起こす可能性もある。米国でのプレーを望めば意思を尊重する。