22年目のDeNA三浦大輔投手(39)が7日、チェンジアップ習得に挑戦することを明かした。40歳以上のシーズンでは史上2人目となる200イニング登板への対策。「みんな使ってるから、俺も投げてみよか、っていう感じだよ」とはぐらかしたが、7季ぶりの大台に本気だ。
きっかけは、3年ぶりの2ケタ勝利をかけた昨年9月11日の中日戦。2回2死満塁から大島の投手強襲内野安打で先制点を奪われ、チームも敗戦。打たれた球は左打者の外角に落ちる球として使ってきたフォーク。「あの時はうまく合わせられた。逃げるように沈む球であれば、引っかけてくれて、打球の勢いも、もっと殺せたかもしれない」。
昨季の左打者の被打率は右打者より約4分高い2割6分2厘。12打数5安打と打ち込まれた大島を筆頭に、左打者をいかに封じるかが目標達成のカギを握る。その武器に選んだのが、外角へ逃げるように沈むチェンジアップ。すでに球種も投球傾向も徹底的に研究されているだけに、友利投手コーチも「出来上がっている三浦大輔を変える、もう1つ邪魔な球が加われば、相手の準備も全然変わる」と後押しする。
キャンプ中は毎日のブルペン入りで計643球を投げ込んだ。三浦は「ものに出来るかは分からんよ」と笑ったが、頭の中には新球で打ち取るイメージは出来ている。【佐竹実】
◆40代投手メモ
過去に40歳以上のシーズンに規定投球回に到達した投手は7人、8度。最近では08年に40歳の下柳(阪神)が162回1/3を投げ、防御率2・99で5位だった。200回以上は1リーグ時代の48、49年若林(阪神)しかおらず、若林は40歳の48年が326回1/3、41歳の49年は271回投げた。



