労組日本プロ野球選手会の松原徹事務局長が26日、西武ドームを訪れ、嶋基宏会長(28=楽天)や栗山・西武選手会長らに、日本野球機構(NPB)が設置する「統一球問題における有識者による第三者調査・検証委員会」へ提出する要望書について説明した。同事務局長は「第1回の委員会で提出するつもりです。誰かをクビにするとかではなく、今後のシステム、体制づくりをしっかりやってほしい」と話した。

 選手会では、今日27日までに、12球団すべての選手会長に要望書について説明し、承諾を得ることを目指す。嶋会長は「野球界は、選手もファンも含めてパートナーということです。もっと、オープンな組織であってほしいし、そういった方向に行くといいな、ということを要望するということでした」と話した。同委員会の第1回会合は明日28日に開催される予定。