本拠地でオーラをまとう。楽天の新人合同自主トレが13日、コボスタ宮城で行われ、初めて本球場を使用。ドラフト1位の松井裕樹投手(18=桐光学園)はうっすらと雪が残る中、「日陰はとても寒かったので、滑らないように気をつけました」と、外野ポール間走などで体を動かした。高校時代に慣れ親しんだ横浜スタジアムと比べ、「電光掲示板が大きく、とてもいいグラウンドだなと思った」と笑顔を見せた。

 大勢のファンの前で投げる姿を思い描いた。この日はテレビの収録でKAT-TUNの亀梨和也(27)が訪問。一緒にキャッチボールを行うなど、トップアイドルを間近で観察した。「オーラがありました。自分も結果を出して(オーラを)感じてくれる人がいたらうれしいなと思います」と、一流の有名人が持つ独特の雰囲気を実感した。

 2日目の練習を終えて「下半身が全体的に重い。これからきつくなるので、勝負ですね」。コボスタ宮城でファンを魅了するために、2月1日のキャンプインまで練習を重ねていく。【島根純】