胸襟を開いて、ハートをつかんだ!?

 楽天立花陽三社長(43)が16日、日本ハムからFA宣言した大引啓次内野手(30)と都内のホテルで交渉を行った。「複数年を提示させてもらった」と先に交渉したヤクルト、オリックスを超える4年4億円程度のオファーをしたとみられる。

 午後6時過ぎから行われた話し合いは懐石料理を食べながらお酒も入り、約2時間20分に及んだ。同社長もほろ酔い気味になるほど場が盛り上がり、「ざっくばらんに話をした。自分の言葉で熱意を伝えさせてもらった」と誠意を伝えた。大引は「社長は思った以上に明るいし、野球観は勉強になった。考えて2、3日中にこちらから結論を出したい」と、近日中に3球団への返答を行う意向を明かした。