楽天が22日、オリックスから国内FA宣言した金子千尋投手(31)の獲得へ越年も辞さない姿勢を示した。

 代理人を通じて交渉を進めているが、本人への面会など具体的なスケジュールはまだ煮詰まっていない。しかし、安部井寛チーム統括本部長(40)は最優先の補強と位置づけ、「(金子は)他の補強には影響がかぶらないくらい、超越した存在。いつまでにというのはないし、年を越えてもかまわない」と長期戦も覚悟する。阪神が最大4年契約を準備という情報もあるが、焦らずに誠意を持った交渉を進めていく。