東都大学野球連盟が早ければ来年にも、オーストラリアと22歳以下の交流試合を行う構想があることが18日、分かった。同連盟の白鳥正志事務局長が明らかにしたもので、大会名は「カンガルー杯」。東京6大学リーグでは過去に同様の遠征試合が行われているが、東都では初めてという。

 東都チームは1部の選抜メンバーになる予定。選出されれば、来秋ドラフト目玉の亜大・東浜巨(なお)投手(3年=沖縄尚学)も海外で腕試しする機会が増えることになる。オーストラリア側の編成は未定だが、大学生の他にプロ選手が入る可能性もあり、ハイレベルな戦いが期待できる。白鳥事務局長は「オーストラリアとは合意済みで、カップもつくってある。時期はまだ決まってませんが、来年度以降やっていきたい」と話した。