<全日本大学野球選手権:亜大4-2八戸大>◇13日◇2回戦◇東京ドーム

 八戸大(北東北)は亜大(東都大学)に敗れ、8強入りを逃した。

 八戸大が完敗した。本塁打で先制され、3バントスクイズ、本盗、内野ゴロで小刻みに失点。打線はプロ注目右腕東浜に14三振を奪われた。3点を追う9回裏。2死から3者連続安打で2点差に迫る粘りは見せたが、及ばなかった。正村公弘監督(48)は「得点は2-4ですが、完敗です。最後の粘りがもっと早い回に出ていたらと思うと悔しい」と振り返った。

 今春リーグ登板2戦(計3回)の1年生右腕尾山将悟(北海学園札幌)が全国先発デビュー。4回を2安打にとどめる好材料を残した。正村監督は「大舞台を経験した。この悔しさを胸に、どんどんよくなってほしい」と「秋」に向けて期待した。