<東都大学野球1、2部入れ替え戦:専大18-7拓大>◇第1日◇17日◇神宮

 専大(1部6位)が拓大(2部1位)との乱打戦を制し、1部残留に王手をかけた。両軍合わせて31安打20四死球の試合で5番・荒木翔平外野手(3年=横浜)が6打数5安打4打点と大暴れ。昨秋に行われた東洋大との入れ替え戦で逆転の3ランを放った“入れ替え戦男”が勝利へ導いた。

 荒木の5安打4打点の活躍で先勝した。リーグ戦では10試合に出場し、わずか5安打だったがこの日は大当たり。「リーグ戦はあれだけ苦しんだのに、1日で同じ本数が出るとは…。ポンポン出る時は出るんですね」と話す。昨秋の東洋大との入れ替え戦でも逆転の3ランを放つなど短期決戦にはめっぽう強い。「入れ替え戦はやっぱり相性が良いです。今日は打つなら『今でしょ!』という感じでした」と満面の笑みだった。