<関西学生野球:京大2-1同大>◇第5週3日目◇29日◇南港中央

 京大が同大に競り勝ち、12年ぶりに2季連続の勝ち点を挙げた。先発のドラフト候補田中英祐投手(4年=白陵)は3連投のため50球制限を設け2回1失点で降板したが、3回から救援した冨田真吾投手(同=茨木)が7回を3安打無失点。春季に続き同大戦勝利の立役者になった冨田は「引退まであと少し。登板すれば最後までマウンドを譲りたくない」と胸を張った。最終カードの関学大戦で、00年秋以来の勝ち点2と最下位脱出をかける。