<明治神宮大会:駒大3-0東農大北海道>◇18日◇大学の部準決勝◇神宮

 阪神ドラフト3位の江越大賀外野手(4年=長崎海星)を擁する駒大(東都大学)が13年ぶりの決勝進出を決めた。江越は2回に好返球をみせるなど勝利に貢献。2年連続進出の明大(東京6大学)と決勝でぶつかる。

 江越が、初戦に続きレーザービームを披露した。2回2死二塁から、中前打を本塁に好返球し、先制点を許さなかった。

 「2アウトで(打者が)8番だったので、前に出ていた。自信を持って投げました」。16日の中部学院大(北陸・東海3連盟)戦でも3回2死二塁の場面で、広島1位野間峻祥外野手(4年=村野工)の中前打を本塁に好返球して補殺を記録。あらためて身体能力の高さをみせた。

 打撃では4回に今大会初安打を放つと、8回2死満塁のチャンスでは死球で打点を挙げた。「ラッキーな形で点が取れましたが、やっぱり打ちたかった」と、苦笑いだった。13年ぶり決勝進出。頂点まで、あと1勝だ。