「桑田イズム」を継承して勝つ。今秋の東京6大学リーグで通算86連敗を喫しワースト記録を更新する東大が21日、東京・文京区内の同大学グラウンドで練習を納めた。

 今年限りで特別コーチを退任する元巨人の桑田真澄氏(46)から「もっと自信を持てば(結果として)数字はついてくる」と激励を受けると、選手代表で感謝の言葉を伝えたエースの辰亥由崇投手(3年=高松)は「桑田さんは『しっかり考えて準備し、反省して取り組もう』とおっしゃってきた。もっと自分に厳しくする必要があると思った」と、気を引き締めた。今秋3試合に登板した「二刀流」の白砂謙介投手(3年=修道)は、来季から外野手として打撃に専念。勝利に向け一丸となる。