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楽天岩隈5・4以来の今季2勝目

ロッテ対楽天 嶋(左)からウイニングボールを受け取る岩隈(撮影・神戸崇利)
ロッテ対楽天 嶋(左)からウイニングボールを受け取る岩隈(撮影・神戸崇利)

<ロッテ7-11楽天>◇7月31日◇千葉マリン

 楽天岩隈が6回3失点と好投し、5月4日ロッテ戦以来の今季2勝目。故障から復帰後、初白星を挙げた。

 細身の体から放つ伸びのある直球は、敵を四苦八苦させた。「チームに迷惑かけていたので、なんとか0に抑えたかった」。立ち上がりは制球に苦しんだ。しかし、ピンチで本領発揮。最速150キロの速球と低めに決まる変化球を武器に、5回まで3度得点圏に走者を背負ったが無失点で切り抜けた。

 5月に左脇腹を肉離れした直後、1週間は何もできなかった。呼吸も苦しいほど。それを電気治療を中心にリハビリに励んだ。

 さらに身に染み付いた調整法を変えた。これまで、試合前の練習後に、約40分のマッサージを受け、いったん体の筋肉をほぐし、再び登板直前にブルペンでの投球練習で、体をつくってマウンドに向かっていた。だが、緊張した体をほぐして、また戻す時に余計なスタミナを消費している可能性もあると考え、トレーナーと相談し、今回はマッサージをやめて臨んだ。

 6回には3失点を喫し、この回で降板したが、今季最多の114球を投げた。復活に向けた試行錯誤は、着実に実を結んでいる。野村監督も「もっとスイスイいってくれれば。でもずっと投げてなかったし、よく投げた方」とねぎらった。

 05年の球団創設開幕勝利をマークするなど相性のいい千葉マリンで、この日はチームを最下位から脱出させた。「田中だけに頑張らせるわけにはいかない。チームの一員として頑張りたい」。復活を目指すエースの言葉は、頼もしかった。【由本裕貴】

[2007年8月1日9時44分 紙面から]

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