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セギノール「どんだけ~」決勝19号

日本ハム対楽天 8回裏日本ハム1死、セギノールは本塁打を放ち跳び上がって喜ぶ(撮影・黒川智章)
日本ハム対楽天 8回裏日本ハム1死、セギノールは本塁打を放ち跳び上がって喜ぶ(撮影・黒川智章)

<日本ハム3-2楽天>◇8日◇札幌ドーム

 言葉の決定打も飛び出した。日本ハムの主砲セギノールが今季2度目の本拠地お立ち台で叫んだ。「どんだけ~、サイコー」。左コブシを突き上げた。テレビで活躍する美容家IKKOが使い、新宿2丁目のゲイバーが発祥とされる流行のツッコミ言葉を「いいタイミングで使えた」とご満悦だった。

 本業での決定打は8回だった。左腕有銘の変化球を捕らえた。低い放物線を描き、左翼スタンドに吸い込まれる19号決勝アーチ。本塁打時にバットを放り上げるが、いつも以上に高く舞い上がった。

 札幌ドームでは6月6日以来、2カ月ぶりの1発にスタンドでは来日中のイボンヌ夫人と息子2人も大喜びだ。セギノールはチームの思いも代弁した。「全員で何とかしよう、点を取るんだと考えているんだ」。

 100試合目で、打線に新しいメスが入った。ここまで99試合、不動の2番田中賢を8番に降格させた。代役に売り出し中の工藤を抜てきする大改革に着手した。「一手を打って試そうと思った。変化を加えるなら今しかない」(ヒルマン監督)。後半戦で1試合平均2・3点の現状を打開するための英断。それに応えるように、2回には田中賢が先制の適時打を放った。「強い気持ちで打席に入った」。8試合ぶりのタイムリーだった。

 後半戦の札幌ドーム初勝利で、連敗を4で止めた。ソフトバンクが敗れ、首位も4日ぶりに奪還。得点力不足に悩む打線は3点しか取れなかったが、白星が最良の薬になる。

[2007年8月9日9時4分 紙面から]

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