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10勝お預けもマー君やっぱり「神の子」

楽天対ロッテ 草野のサヨナラ打で勝利。5回で降板した先発田中も大喜び(撮影・たえ見朱実)
楽天対ロッテ 草野のサヨナラ打で勝利。5回で降板した先発田中も大喜び(撮影・たえ見朱実)

<楽天7-6ロッテ>◇10日◇フルキャスト宮城

 「神の子」パワー健在! 楽天が驚異の粘りでサヨナラ勝ちだ。9回1死一、三塁。7番草野がフルカウントから右前に殊勲の安打を弾いた。打った瞬間、両手を突き上げ、ナインもグラウンドに飛び出した。先発の田中も歓喜の輪の中で水をかけられた。サヨナラ劇に野村監督は「ナイスゲーム。(田中は)今日は悪魔の子かと思ったけど、やっぱり神の子やな。不思議な子やな。もうボチボチ、天の声も届かないと思ったけど」と苦笑した。

 先発田中が大乱調で2試合連続で序盤に崩れた。3回にオーティズに先制2点打、続く大松に3ランと一挙5点を失う。そこから打線が奮起し、サヨナラ勝利。前回3日のソフトバンクは4回5失点から逆転してもらい、2試合連続で5点のビハインドを助けてもらった。試合後の田中は「何も言うことはありません。チームの足を引っ張ってしまった。自分にあきれています」。勝敗は付かなかったが、ワーストタイの6失点で5回KOにブ然とするばかりだった。

 今日は母校・駒大苫小牧が夏の甲子園の1回戦で広陵と戦う。野村監督は「夏の甲子園真っただ中、後輩も見ていただろう。運ではなく、実力で野球して欲しいな」と、次回こそ田中の投球で2ケタ勝利をマークすることを期待した。【金子航】

[2007年8月11日9時38分 紙面から]

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