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夏男小林宏6回1失点8月14連勝

ソフトバンク対ロッテ 小林雅(中央)はハイタッチする西岡と今江の下をくぐる(撮影・進尚幸)
ソフトバンク対ロッテ 小林雅(中央)はハイタッチする西岡と今江の下をくぐる(撮影・進尚幸)

<ソフトバンク1-4ロッテ>◇26日◇福岡ヤフードーム

 ロッテの夏男、小林宏が今年8月ラスト登板で同月の連勝を14に伸ばし、来年に記録更新の可能性を持ち越した。ソフトバンクとの2位-3位直接対決第2ラウンド。前日先手を取られて3位に転落しただけに「気合入ってました」と、白星にニッコリ。序盤から丁寧に低めへボールを集め、6回0/3を7奪三振、1失点と好投し、バレンタイン監督も「小林宏はいい投球だった」と目尻を下げた。

 03年8月25日近鉄戦から始まった8月連勝について再三質問されるが、夏男は「何でですかね? たまたまですよ」と繰り返した。食生活は変わらず、体重の増減もほとんどない。7月に練習量を抑えたりもしたが、要因は違うところにあった。「夏場は気温の変化が少ない」と、春や秋のように昼夜で寒暖の差が激しくない8月が、自分に適した時期ではと分析していた。

 この日は、長男が福岡まで応援に駆け付けていた。試合直前までパパらしい優しい笑顔であやす姿があったが、ひとたびマウンドに立つと鋭い表情の格好良い父親へと大変身。「これからは落とせない登板ばかりだし、僕は僕の仕事をするだけ」と、気持ちのメリハリも完ぺきで、早くも05年に並ぶ自己最多12勝目。チームを、わずか1日で2位へと押し上げる活躍だった。

 前回(18日・日本ハム)は6回5失点ながら、味方が終盤に逆転したことで8月の不敗が継続した。仲間から「宏之(小林)が投げる試合は負けられないというのがある」と期待も強いだけに、「前回はふがいない投球だった。しっかり投げないと野手の信頼もなくなりますから」。9月は優勝争いも佳境に入る。気温の変化も出てくるが、小林宏が9月でも主役の座を狙う。【松本俊】

[2007年8月27日9時9分 紙面から]

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