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日本ハムがセギノール3ランで逆転勝ち

ロッテ対日本ハム 9回表日本ハム1死二、三塁、逆転の3点本塁打を放ったセギノール(上)は森本に持ち上げられる(撮影・長島一浩)
ロッテ対日本ハム 9回表日本ハム1死二、三塁、逆転の3点本塁打を放ったセギノール(上)は森本に持ち上げられる(撮影・長島一浩)

<ロッテ3-4日本ハム>◇11日◇千葉マリン

 日本ハムが雨に笑った。2点を追う9回表無死一、二塁、ロッテの守護神小林雅の投球練習終了直後に雨による中断となり、再開直後にフェルナンド・セギノール内野手(32)の逆転3ランが飛び出した。主砲の21試合ぶりの21号で3位ロッテとのゲーム差を4へ広げ、西武に8-1で大勝した2位ソフトバンクとの2差を守った。

 結末はスカッと晴れやかだった。雨空の中、劇的な逆転でロッテをうっちゃった。主役は不振にあえいでいた主砲セギノール。「みんな一生懸命だったから、何かが起こると思っていたんだ」。2度の降雨中断があったが、一振りでベンチを快晴にした。

 2点を追う9回だ。無死一、二塁でロッテ守護神小林雅がマウンドに上がった。投球練習が終わると雨脚が強くなり中断。これで流れが変わった。24分後に再開された初球を4番小谷野が犠打で送った。一打同点の好機にセギノールが打席に立った。「自分のいいスイングをするだけ」と心に誓った初球に、打ちごろの真ん中やや外寄りの直球がきた。雨を切り裂くように強振。劇的な逆転3ランが、ファンが待つ左翼席に一直線に飛び込んだ。ガッツポーズも自然の流れだった。

 不振が続き4番を“はく奪”され、9日西武戦では2年ぶりに6番降格を味わった。ことごとく好機を逃してきた主砲が放った今季21号は、8月14日以来、出場21試合ぶりで、12打席ぶりの安打だった。代役4番で好アシストした小谷野は報道陣に囲まれ「バントでこんなに取材されるなんて」と照れたが「集中を切らさないように心掛けた」。中断中もベンチ裏に引き揚げず、ベンチ内で気持ちを高ぶらせていた。

 チームは7回まで無得点で、今季の千葉マリンに限った対小林宏は25イニング連続ゼロ行進。打線が湿ったままの負けムードだったが、降雨で計56分間の中断があった戦いを制してロッテに2連勝を飾った。「これからも自分の仕事をするだけだ」とセギノール。パナマの大砲がよみがえれば、ハムに金棒だ。【村上秀明】

[2007年9月12日9時23分 紙面から]

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