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復活JFK虎完封リレーで竜に雪辱

阪神対中日 9回表、藤川がマウンドに上がるとレフト後方に虹がかかった(撮影・加藤仁)
阪神対中日 9回表、藤川がマウンドに上がるとレフト後方に虹がかかった(撮影・加藤仁)

<阪神2-0中日>◇15日◇甲子園

 トラがリベンジで首位キープ!阪神が中日との首位攻防第2戦で2-0と完封勝ちし、首位を守った。先発安藤から久保田-ウィリアムス-藤川のJFKで完封リレー。0-0の6回、2番に入った浜中治外野手(29)が左翼席へ6号決勝2ランを放った。14日の中日戦では久保田、藤川の勝利の方程式が崩れ逆転負けを喫したが、1日で復調。守護神藤川は9回を3人で抑え今季41セーブ目を挙げた。阪神は16日にも優勝マジック「13」が点灯する。

 やられたらやり返す-。一夜で藤川がリベンジに成功した。最終回、5番森野から打者3人を危なげなく抑えた。奪三振はなかったが、計13球のうち10球が速球勝負。力で圧倒し、7日巨人戦以来のJFKリレーを完封で飾った。

 藤川「打たれるのは、時の運やしね。(先発の)安藤さんが頑張っていたので勝ててよかった」。

 負ければ一気に3位転落の可能性があったが、当たり前のように41セーブ目をマーク。同じ失敗は繰り返さなかった。14日の試合の9回、2死二、三塁でウッズとの対決。11球すべてストレート勝負を挑んだが、痛恨の勝ち越し2点中前適時打を浴び3敗目を喫した。

 練習前、中西投手コーチが藤川、久保田の様子を確認。ショックもなく、グラウンドで汗を流す2人の姿に中西投手コーチは「大丈夫だと思った。気持ちは疲れていない」。シーズン終盤で激しい優勝争い。疲労はあるが、切り替えはできていた。藤川は「どこでも勝てば大きい」とサラリと言った。

 わずか1日で守護神が復調し、岡田監督は「守り勝ち」と胸を張った。前日の試合ではウッズに逆転2ランを浴びた久保田も、やり返した。シーズン新記録の81試合目登板。2点リードの7回1死一、二塁のピンチを招いたが、井端を二ゴロ併殺に仕留めた。それでも「記録を達成できたのはうれしいけど、恥じるような数字なんで…。球児が達成したときより、防御率も悪い。昨日(14日)みたいなこともあるし、チームにも申し訳ない」と素直に喜ばなかった。

 連投に耐えられる肩は常磐大時代から。キャンプ中に3000~4000球を投げ込んで地肩をつくった。プロ入りし、沖縄・宜野座キャンプでも、3000球以上投げていた。昨季は6月に右手甲骨折で一時戦列を離れ、47試合登板。投げられなかった悔しさをマウンドで発散している。

 8回にはウィリアムスが登板。7日巨人戦で痛めた左ひざ違和感など体調が心配されたが、1死一塁でFKを打ち砕いたウッズを最速148キロ直球で二塁ゴロ併殺に仕留めた。「昨日(久保田と藤川が)打たれていたから、モチベーションは高かった」。これで3人が投げた試合は、7月1日横浜戦から2分けを挟んで21連勝。「あのボールが投げられたら大丈夫」と岡田監督。Jの復活で、無敵のピースが完全にそろった。

[2007年9月16日9時39分 紙面から]

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