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楽天編成トップに元広島監督三村氏

 楽天が、元広島監督の三村敏之氏(59=野球評論家)をフロントとして招聘(しょうへい)することが9月30日、分かった。来季3年目を迎える野村監督は編成部門の再点検と強化に乗り出しており、広島時代に1、2軍監督、ヘッドコーチと経験豊富で、編成部門も担っていた三村氏に白羽の矢を立てた。楽天はこの日のソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)で3連勝を飾り、4位フィニッシュも見えてきた。球団創設4年目の来季、上位進出へ編成部門の強化に着手する。

 29日、念願の最下位脱出を決めた楽天が、早くも来季へ向けてフロント強化に乗り出した。チーム編成部門を担うトップとして、元広島監督の三村氏を招聘することになった。すでに来季続投が決まっている野村監督は、常々「野球は編成部」と話し、フロントの重要性を力説している。さらに「人間教育と育成が大事なんだ」というのも口癖。人材育成では定評のある広島の監督を、94年から5年間務めた同氏は、来季で球団創設4年目で体制強化を図る楽天には適任で、野村監督の野球観にも相通じるようだ。

 三村氏は広島監督を退任後も、山本浩二監督時代にも04年から2シーズン、参謀役としてヘッドコーチで復帰した経歴もある。趣味は読書で理論派として有名で、人望も厚い。球界に広いパイプも持っており、編成面を統括するGM的な役割も期待できると判断し、球団は白羽の矢を立てた。

 昨季まで2年連続最下位だったチームは今季、ソフトバンク、オリックスに勝ち越すなど、3年目の躍進を遂げている。もはや球団“創世記”は終わりを迎え、3位以上が日本シリーズ出場を狙えるクライマックスシリーズ出場も視野に入る位置にきている。現編成トップの山下大輔編成本部長はドラフト会議など今季の任務終了後に退任予定。球団は、三村氏をフロントに迎え、新体制で野村楽天をバックアップしていく。

[2007年10月1日9時54分 紙面から]

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