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岩瀬「ものすごいプレッシャー」/日本S

<日本シリーズ:中日1-0日本ハム>◇第5戦◇1日◇ナゴヤドーム

 日本シリーズ初のパーフェクトリレーを、中日岩瀬が締めくくった。山井の8回完全を受け、9回に登場。「8回が終わったところで、いくぞといわれた」。押しつぶされそうな重圧を振り払い、金子誠から空振り三振を奪う。代打高橋をスライダーで左飛、途中出場の小谷野を二ゴロに仕留めてゲームセット。「いろいろ考えていたことがあったが、すべて吹き飛んだ」。力強くガッツポーズし、大歓声の渦にのみ込まれた。

 打たれれば、日本ハムに流れをもっていかれかねない。そして、完全試合を続けていた山井に何と言い訳していいか分からない。「ものすごいプレッシャーだった。人生で初めてです、こんなプレッシャー。覚悟を決めて投げましたけど…。やるべきことをやろうと思った。絶対に日本一を勝ち取ろうと思った」。常に冷静な男が、グラウンドでの記念撮影が終わっても興奮したままだった。

 日本シリーズ通算防御率0・00を守り切った。過去出場した99、04、06年とあわせ、12試合12回1/3で自責0だ。

 今季は史上初となる3年連続40セーブを達成。疲労もあるだろう。だが、研ぎ澄まされた精神力は、厳しい場面ほど力を発揮する。

 「疲れ? いろいろありますけど、この中で結果を出せてよかった」。今季の集大成のマウンドを、振り返った。【村野森】

[2007年11月2日10時9分 紙面から]

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