このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 野球 > ニュース


野球メニュー

巨人交渉解禁90分後ロッテ戦力外藤田獲得

 巨人がオフの補強第1弾に成功した。7日、ロッテを戦力外となった藤田宗一投手(35)と東京・大手町の球団事務所で入団交渉を行い、年俸7000万円プラス出来高払い2000万円(金額は推定)の1年契約を結んだ。トライアウトが行われたこの日が戦力外選手との交渉解禁日。日本一奪回に執念を燃やす球団は“速攻”でウイークポイントだったリリーフ左腕を獲得した。入団会見に臨んだ藤田は「(ロッテを)見返したい」と、交流戦での快投を誓った。背番号も「37」に決まった。

 目にも留まらぬ早業だった。川崎市のジャイアンツ球場で12球団合同トライアウトが終了した午後4時ごろ、東京・大手町の球団事務所で清武球団代表と藤田の入団交渉が始まった。そして、午後5時半には入団発表が行われた。交渉が解禁されてすぐに、契約にこぎつけた清武球団代表は「スピード契約というか、こういうふうにまとめることができて幸せに思います」と会心の笑みを浮かべた。

 動きはどの球団よりも早かった。先月27日に藤田がロッテから戦力外通告を受けた直後から、ロッテでスカウト部長の経験がある編成調査室の木樽調査役が水面下で徹底マークを開始した。ソフトバンクら複数の球団が獲得に乗り出す中、結局はこうした“誠意”と“おとこ気”が決め手になった。今季年俸(1億3000万円)から比べれば大幅ダウン。清武球団代表も「金額的には他球団より低いと思う」と話したが、藤田は「巨人が一番最初に話を持ってきてくれたことに誠意を感じました」と迷わず巨人入りを決断した。

 リリーフ左腕はのどから手が出るほど欲しい存在だった。林は左ひじ痛のためシーズン終盤に離脱。今オフ受けた手術は成功したものの、来季も安心して任せられるという見通しは立たない。山口、野口といった他の左腕も確実に計算できる戦力ではない。だが、藤田は98年から5年連続で50試合以上登板し、00年にはパ・リーグの最多ホールドを挙げるなど、実績、実力ともに申し分ない。清武球団代表は「巨人に欠けているところはいくつかあるが、左で意志の強い中継ぎは補強ポイントだった」と喜んだ。

 来季は藤田にとっても、古巣ロッテへの思いをぶつける大事な1年になる。入団から10年間尽くしたチームに突然の戦力外通告を受けた屈辱は忘れない。「こういう形でロッテを離れることになったけど、必ず復活する。交流戦は楽しみなんてものじゃない。千葉マリンで好投して『何で出したんや』と言わせたい」。リベンジの炎が、巨人を日本一奪回へと押し上げる大きな力になるに違いない。【広瀬雷太】

[2007年11月8日9時18分 紙面から]

  • エヌスクへ
関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー

「巨人交渉解禁90分後ロッテ戦力外藤田獲得」に関する日記

  1. エヌスクユーザーなら、自分の日記をこのページに  できます。
  2. まだエヌスクに登録していない方は こちらで新規登録 ができます。


このページの先頭へ