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ダルビッシュMVP!21歳スピード受賞
- 最優秀選手賞の日本ハムダルビッシュは笑顔を見せる(撮影・為田聡史)
プロ野球コンベンションが20日、福岡市内のホテルで開催され、日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)がパ・リーグMVP、ベストナインを初受賞した。21歳でのMVPは沢村栄治(巨人)稲尾和久(西鉄)の20歳に次ぐ年少受賞となった。今季は沢村賞など「6冠」を獲得。
日の丸エースにまた1つ勲章が増えた。ダルビッシュがパのMVP、ベストナインとダブルの初受賞。入団3年目で沢村賞、奪三振王、クライマックスシリーズ第2ステージMVP、ゴールデングラブ賞と合わせて「6冠」を獲得した。ダルビッシュは「賞はとれると思っていなかった。(MVPは)一生に1回とれただけで満足。野手の人も含めてなので、別の喜びがある」と素直に喜んだ。
さらにうすら笑いを浮かべ、「もともと、自信を持っている方なので、根拠のない自信を持ってやっていました」と胸を張った。目前に迫った北京五輪アジア予選へ、最高の発奮材料となる。21歳でのMVP受賞は沢村、稲尾の20歳に次ぐスピードで「世界のバットマン」94年のイチロー(オリックス)以来の快挙だ。“伝説”をつくる礎を築いたダルビッシュは「僕は鉄腕じゃないんで。いっぱいケガとかしていますし…」と笑ったが、今季両リーグトップの12完投で鉄腕をアピールした。
12月2日にはアジア予選で最大のライバルとなる韓国戦での先発が濃厚だ。ライバルの戦力は、ミーティングでの映像などでチェック。相手を封じる自信は満々で、持ち前のビッグマウスがさく裂した。
ダルビッシュ「ミーティングでチラッとは見ているけれど、いつも通りの投球をすれば大丈夫。(打撃の)精度とかは日本の打者の方が上。何とかなる」。
21日からは福岡で最終調整を行い、22日からのオーストラリア代表との壮行試合2戦で、国内合宿を打ち上げる。ダルビッシュは23日に先発予定。「自分なりに何かを見つけてやりたいと思っている。先発でも中継ぎでも言われたところで、投げるだけ」と、求められた役割でのフル回転を誓った。【高山通史】
[2007年11月21日9時33分 紙面から]
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