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浜中獲得でオリックス中軸に破壊力

 阪神の浜中治外野手(29)吉野誠投手(30)とオリックスの平野恵一内野手(28)阿部健太投手(23)の2対2の交換トレードが26日、両球団から発表された。先発と野手強化を課題にしていた阪神と、ベテラン左腕に加え、人気と長打力のある右打者を望んでいたオリックスの思惑が合致した。

 大阪市の球団事務所でオリックスの宮田編成部長は「ポジションは監督が決めることだが、編成サイドとしては左翼または右翼を守ってくれればありがたい。もちろん一塁、DHの起用もあるかもしれない」と説明した。打順は「ラロッカ、ローズの後の5番打者」と主軸を期待した。中村球団本部長も「3~6番ですね。6番も大事な打順になる」と話した。獲得調査中の西武カブレラが加入すれば、ラロッカ、ローズ、カブレラ、浜中と破壊力抜群の打線が組める。さらにリハビリ中の清原が加われば、相手投手にかかるプレッシャーは計り知れない。

[2007年11月27日9時22分 紙面から]

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