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原、落合、岡田監督がそろって殿堂候補
セの優勝を最後まで争った中日落合博満監督(53)、阪神岡田彰布監督(50)、巨人原辰徳監督(49)がそろって08年「野球殿堂入り」の候補に名を連ねた。野球体育博物館は27日、球界の功労者をたたえる「競技者表彰委員会 野球殿堂入り候補者名簿」(40人)を発表した。
「ユニホーム組」が候補になるのは41年ぶりのことだ。表彰規定の改正で67年から監督、コーチ、審判も現役と見なされることになり、選手を引退しても候補になれなかった。それがここへきて「殿堂入りが遅くなる」「選手の評価と指導者の評価が混同される」などの声が出て、6月の理事会で改正された。これまでの競技者表彰をプレーヤー(選手部門)とエキスパート(指導者などの部門)に分け、現役を引退して5年を経過すれば、指導者としてユニホームを着ていてもプレーヤー部門の候補になれるようになった。
「ユニホーム組」の殿堂入りとなれば、65年の川上哲治氏、故鶴岡一人氏以来となる。前回の競技者表彰で次点だった権藤博氏(68)、3位だった現日本代表監督の星野仙一氏(60)らはエキスパート部門に入った。年内に委員による投票が行われ、1月11日に殿堂入りが発表される。
[2007年11月28日9時7分 紙面から]
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