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左ひざ手術の巨人小笠原が始動
左ひざ関節半月板内視鏡手術を受けた巨人小笠原道大内野手(34)が1日、来季に向けて始動した。手術後初めてジャイアンツ球場を訪れ、室内練習場で汗を流した。この日はトレーナーとリハビリメニューを話し合うことが最大の目的で、2日にも本格的なリハビリをスタートする予定だ。
決意の表れだった。11月30日に行われた納会の静岡県熱海市のホテルを午前9時に出発し、午前11時すぎにはジャイアンツ球場に到着。1日も無駄にできないという気持ちが出ていた。さらには、出場を辞退した星野ジャパン初戦の日。苦渋の決断で辞退した北京五輪予選には誰よりも強い思いを持っていた。日本代表とともに戦う-。そんな思いを行動で示した。
手術した左ひざはまだ万全ではなく、「正座したときに足(ふくらはぎと太もも)がくっつかないんだよ」。その影響で納会ではイスに座って参加した。今後はじっくりと体をつくっていく意向だ。「12月は様子を見て、1月にもう少しできればね」と焦る様子はない。だが、「いつまでも過保護にしておくわけにはいかないからね」と、シーズン開幕にきっちりと照準を合わせて調整する。
今季はチームを5年ぶりのリーグ優勝へ導き、セ・パ両リーグで2年連続MVPを受賞した。日本一奪回のキーマンが、来季を見据え1歩を踏み出した。
[2007年12月2日8時24分 紙面から]
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