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巨人谷センター“復帰”OK

 昨年10月に右ひじを手術した巨人谷佳知外野手(34)が14日、センター“復帰”へ自らGOサインを出した。今季はヤクルトからラミレスが加入し、レフトからのコンバートが濃厚。オリックスでは定位置だったこともあり「プロに入ってずっと守ってきたし、愛着はある。楽しみですね」と笑顔を見せた。ラミレスが守備に不安を抱えており、センターに負担がかかるが「守備位置? 考えていかなあかんね。キャンプで話し合いますよ」と言った。

 右ひじの経過も良好だ。約3時間30分の練習では手術後、初のキャッチボール。約30メートルの距離ながら50球近く投げ込んだ。「投げても痛みはなかった。すごく順調に来ています」と、見通しは明るい。

 年末年始も、ランニングを中心に走り込み、足腰を鍛えてきた。すべては昨年逃した日本一奪回のため。昨季チーム1のアベレージを残した男が、今季も攻守で魅せる。

[2008年1月15日9時16分 紙面から]

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