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落合監督五輪で提案「外国人枠増やして」

視察にきた根来コミッショナー代行(右)と話し込む落合監督(撮影・清水貴仁)
視察にきた根来コミッショナー代行(右)と話し込む落合監督(撮影・清水貴仁)

 中日落合博満監督(54)が2日、キャンプ地・沖縄の北谷球場を訪れた根来泰周コミッショナー代行(75)に、8月の北京五輪期間中に外国人選手の1軍登録枠拡大を提案した。五輪へ3人以上選手を出した球団について、招集から24日間は通常4人の外国人枠を1人増やせるという救済措置。伊藤球団代表は3月の実行委員会で提案する方針を示した。

 落合監督は午後2時すぎに根来氏が到着すると来賓室で2時間以上も話し込んだ。毎年、球界のさまざまなルールについて落合監督が鋭く切り込む2人の会談だが、今年も落合監督から注文があったという。話し合いに同席していた伊藤球団代表は「監督はオリンピックで3人以上選手を出した球団は外国人登録を1人増やすというのはどうか、と話していた」と説明した。

 中日は昨年の北京五輪アジア最終予選に5選手が召集された。球団も、落合監督も全面協力しているが、五輪による代表選手不在となる公式戦は最大で14試合にも及ぶため、球団間で公平を期すために提案したようだ。伊藤球団代表が「実行委員会で提案? 可能性はあります。各球団の意見を聞きたい」。今後は同代表が開幕前最後となる3月4日の実行委員会で提案することになりそうだ。

 また話し合いの中では、根来氏が試合時間短縮への協力を要請したが、落合監督は短絡的なスピード化に異論を唱えたという。根来氏は「必ずしも同調はいただけなかった。例年通りご高説を賜り、勉強させていただきました」。苦笑いで球場を後にした。【鈴木忠平】

[2008年2月3日9時14分 紙面から]

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