ヤクルト由規が大魔神に弟子入り志願

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　ヤクルト高校生ドラフト１巡目の佐藤由規投手（１８＝仙台育英）が、大魔神こと佐々木主浩氏（日刊スポーツ評論家）に弟子入りだ。高速スライダーと並んでフォークも勝負球の１つにしている由規は「機会があれば、いろいろ聞いてみたいです」とお願いした。

　荒木投手コーチは、西武コーチ時代に同氏へ「フォーク教室」を依頼したことがあり「教えたい選手もいっぱいいるし、今回も可能であればお願いしたい」と話す。当然由規も生徒の中の１人で、早ければ佐々木氏が訪問予定の６日からの第２クールで、フォーク伝授が実現しそうだ。

　同郷・宮城の大先輩でもあるだけに、由規は「佐々木さんですか！」と目を輝かせる。１５０キロ台後半の直球に、横に滑るスライダー。さらに縦へと鋭く落ちる決め球が増えれば、鬼に金棒となることは間違いない。

　日本ハムとのオープン戦（札幌ドーム、３月５・６日）への帯同が内定したが「しっかり体をつくっていって、投げる機会があれば力を試したい」。パ・リーグ連覇中のチーム、そして「あの体格は反則」という同期入団の中田相手にどこまで通用するか。キャンプでたくさんのことを学び、自身も磨いていく。【松本俊】

［2008年2月6日9時18分　紙面から］

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