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ドラフト会議2006
大嶺1億円仮契約、背番号は「1」

- ロッテと仮契約を結んだ八重山商工・大嶺は、笑顔を見せる
大嶺に“エースナンバー”が用意された。ロッテ高校生ドラフト1巡目指名、八重山商工・大嶺祐太投手(3年)が15日、ロッテと仮契約を結び、背番号が「1」に決定した。契約金は高校生としては球団史上初の1億円で、年俸は1000万円(金額は推定)。ロッテの投手が「1」を背負うのは愛甲以来で、12球団の現役投手では1人もいない。甲子園を沸かせた最南端の球児が、新世代のエースにふさわしい番号で、夢への第1歩を踏み出した。
ロッテが待ちに待った「未来のエース」誕生に、ビッグなプレゼントを用意していた。大嶺が幼少のころからこだわりを持っていたエースナンバー「1」を、プロの世界でも背負うことになった。球団側が空き番号だった「1」を提示する意向を固めた頃から、大嶺側も希望し、相思相愛で決定した。大嶺は「高校時代にも付けていたし、付けやすい番号」と感激した。
過去に「1」を付けて入団した投手はロッテでは愛甲、さらにソフトバンク王監督、300勝投手の鈴木啓示氏らがいる。そうそうたる顔触れだが、現役投手は0人。プロでエースナンバーといえば「18」になるが、瀬戸山球団社長は「新しい歴史をつくって欲しいという気持ちを込めた」と新時代のエースに期待する。
大嶺も、プロ入りを決意したからには「1」番を目指す。最速150キロの直球が一番の魅力だが「日本で一番速い球を投げられるようになりたい。160キロ?目指して頑張ります」と志は高い。潜在能力の高さを、幼少から指導し、育ての親である伊志嶺監督が代弁。「2年以内に1軍に上がって、ケガさえしなければ3、4年目には2ケタ勝てる投手になれる」と断言した。
ソフトバンクと相思相愛といわれた9月25日のドラフトから52日目。「島から出るのは寂しさもあるけど、島の子供たちに感動を与えられるような選手になりたい」とすっきりした表情で語った。27日はバレンタイン監督が石垣島を訪れ、あいさつすることも決定。離島のエースから日本のエースへ。V奪回を目指すロッテに、頼もしい投手が加わった。【前田祐輔】
[2006年11月16日10時11分 紙面から]
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