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プロ野球ドラフト会議2007

ヤクルトが加藤1本釣り/ドラフト

 ヤクルトが「ビッグ3」の一角、慶大・加藤幹典投手(22)を一本釣りで引き当てた。高田監督はドラフト会議終了後、神奈川・日吉の同大学学生寮を電撃訪問し、早速本人に指名あいさつを行った。「即戦力として期待している。うちは先発が決まっていないからローテ入りのチャンスは十分にある」とラブコール。石井一のFA移籍が決定的な状況だけに、最速151キロ左腕の加入は願ってもない巡り合わせとなる。

 午後4時45分から約5分間の対面を終えた加藤は「誠意が伝わりました。1年目からローテーションを守り切りたい」と頼もしく話した。石井一については「気持ちで投げるところが好き。あこがれてます」と話し、同じスライダーが決め球の左腕として“ポスト石井一”を襲名するつもりだ。

 慶大で30勝を挙げた原動力は反骨心だった。進学校の川和高-慶大を通じて「弱いチームで強いチームを倒すのが、歩んできた道」と言う。プロ入り後も、その気持ちは変わらない。「対戦したいチームは巨人。大学の先輩の(高橋)由伸さんや上位打線と対戦して力を試したい」と話した。強いハートで今季最下位に低迷したヤクルトの救世主になる。【鳥谷越直子】

[2007年11月20日10時0分 紙面から]

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