阪神新入団発表、真弓が蕭の体にホレボレ

- 真弓監督と並んだ蕭一傑投手(前列中央)ら新入団選手(撮影・河南真一)
真弓監督がドラフト1位蕭一傑投手(22=奈良産業大)のボディーにほれた。阪神は14日、大阪市内のリッツカールトン大阪で新入団発表を行った。育成枠3人を含み7人の新人と初顔合わせとなった真弓明信監督(55)は記念撮影で、背番号「19」が決まった蕭の肩を抱き、筋肉の盛り上がりにびっくり。また2位指名の柴田講平外野手(22=国際武道大)は背番号「2」、3位上本博紀内野手(22=早大)は「4」に決定。阪神では80年の北村・藤倉以来で28年ぶりとなる「一けた背番号ルーキーコンビ」に期待の高さが表れている。
記念撮影でうれしいサプライズが待っていた。何げなく蕭の右肩に手を回した指揮官が、ホオを緩めながら衝撃の?感触を振り返る。
真弓監督 驚いたのが蕭。肩周りの筋肉がえらいガッシリしている。これは故障しない。『コントロールに自信がある』と言っているけど、球だって速いし、頼もしい。確かに資料で見ると四球が少ないしね。
初顔合わせでベタぼれ。“ドラ1ルーキー”への期待値が一気に上昇した。
鉄腕ぶりには定評がある。今年6月の全日本大学野球では、1回戦・中央学院戦で13回を175球完封。翌日の東北福祉大戦はサヨナラ負けも、11回2/3を156球で完投した。2日間で24回2/3、331球を投じて大会特別賞を受賞。そんなタフネス右腕の素質を、指揮官がいきなり見抜いた。
もちろん、最初から期待は大きい。この日、背番号が「19」に決定。工藤一彦に小林繁、中西清起…。猛虎往年の名投手が背負ってきた番号を継承する。蕭は「19番は巨人上原さんのイメージも強い。良い番号を頂いた」とニッコリ。「19」と言えば上原ではなく蕭、と言われるほどの活躍を目標に掲げた。「そういう(いつかはそう言われる)つもりです。まずは1軍で投げられるようにならないと」。上原は1年目の99年に20勝をあげ新人王。台湾から留学してプロ入りするハングリー男の志は大きい。
「甲子園には悪い思い出がいっぱいある。今度は良い思い出を作っていきたい」。日南学園時代は甲子園に2度出場しながら、ともに1回戦で敗退。味わった悔しさをぬぐい去り、息の長い投手になる。【佐井陽介】
[2008年12月16日12時38分 紙面から]
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