日本ハム2位指名の創価大・大塚豊投手(4年=創価)が、ダブルの喜びに浸った。29日、関東地区選手権準決勝(横浜)で東海大を下し、明治神宮大会(11月14日開幕)出場権をゲット。帰りのバスの車中で指名を伝え聞き「強いチームに勝ってドラフトもあって、すごくいい日になった」と笑顔満開だった。

 抜群の制球力で、今年6月の全日本大学選手権では3試合連続無四球完投勝利を挙げ、4強進出に貢献した。東京新大学リーグでは1年春から登板し、新記録の通算41勝を挙げ4年間でわずか1敗。3種類のフォークボールも武器で「現時点では150キロは投げられないけど、キレと変化球で勝負したい」と話した。

 入団に支障はなく、先発志望だが「与えられたポジションで」と意欲的に話した。創価大の先輩、日本ハム八木が06年に新人王を獲得しているだけに「常に(創価大の岸)監督さんから八木さんに追い付き追い越せと言われてきたし、入るからには(新人王が)目標」と口にした。

 最速144キロの182センチ右腕に、梨田監督は「コントロールがいい。即戦力で十分期待しているし、うちでいったらスウィーニータイプ」と評価した。レッドソックス松坂と同じ江戸川南リトルシニア出身で、大学までは小谷野と同じ経歴の右腕が、梨田ハムの貴重な戦力になりそうだ。