今秋ドラフトの関西の目玉候補、近大・中後(なかうしろ)悠平投手(3年=近大新宮)が奈良・生駒市の大学グラウンドで始動した。中後はスリークオーター気味の上手と横手を使い分ける変則左腕で、上から151キロ、横から144キロの速球を投げる。5球団6人のスカウトが練習初日を視察するなどプロの注目を集める左腕は「今年は春秋のリーグ戦連覇に(リーグMVPなどの)個人タイトル、神宮優勝と、すべてに一番になりたい」と語った。